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韓国文化講演会「ハン」とは何か

Posted: on 10:21 am | 研究会・セミナー(seminars)

   ――「ハン」(桓・韓・汗)と「ハーン」(恨)の違いを明らかにする――

   ◇日時:第1回:2009年10月30日(金)18:30〜20:30
         第2回:2009年11月19日(木)18:30〜20:30
   ◇会場:駐日大韓民国大使館 韓国文化院(開場 18:00)2階 ハンマダンホール
   ◇講師:金泰昌(キム・テチャン)先生 ※日本語で講義されます
   ◇会費:無料 ◇定員:250名 (お申し込み方法は下記)

 韓国文化に親しむなかで、よくわからないことばや考え方はありませんか。たとえば「ハン」。『広辞苑』の説明によりますと「ハン」(han・恨)とは「韓国民衆の被抑圧の歴史が培った苦難・孤立・絶望の集合的感情」とあります。同時に、「課せられた不当な仕打ち、不正義への奥深い正統な怒りの感情」とありそのような理解が今日の日本ではある程度定着しているのではないでしょうか。
 そこから韓国人は「怨恨心が根深い」とか、「いつまでもうら(怨・恨・憾)みつづけるので付きあい難い」と言われたりします。しかし、本当にそうでしょうか。もしかしたら「ハン」(桓・韓・汗)と「ハーン」(恨)の違いをよく見分けていないところに、日本人における韓国の思想・哲学・文化のバランスのとれた理解を妨げている根本的な原因があるのかもしれません。
この度の講座では、この「ハン」をきちんと理解することが韓国認識への最初の第一歩であるという立場から、2回の講義を通して「ハン」の正体に迫ってみようと思います。

 

講師:金泰昌(キム・テチャン)先生
略歴: 1934年韓国・清州生まれ。政治学博士(延世大学)。
            現在、公共哲学共働研究所長。
専門分野:公共哲学、比較文明、文化論、将来世代研究
著作:「政治哲学の思考と問題群」(韓国/1987)
    「Co-creating a Public Philosophy for Future Generations」(英国/1999) など
編著:シリーズ『公共哲学』(共編、東京大学出版会、全20巻、2001‐06)
     シリーズ『物語り論』(共編、東京大学出版会、全3巻、2007) など

※※お申込み方法※※
お一人様2名までお申し込みいただけます。韓国文化院ホームページからお申込みいただくか、メールの件名に「10/30、11/19文化講座出席希望」、本文に①お名前②メールアドレス③緊急連絡先(携帯など、急な休講等の連絡手段として)をご記入の上、
c-class@koreanculture.jp にお申し込みください。定員に達し次第募集を締め切ります。お申し込み後に確認証等を返信しません。当日は受付でお名前をおっしゃってください。

 

主 催: 「シリーズ『公共哲学』」を読む会
共 催: 駐日大韓民国大使館 韓国文化院
協 力: ハンガンネット

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