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『保守の比較政治学-欧州・日本の保守政党とポピュリズム―』
(水島治郎編)
岩波書店刊
定価:本体4,800円+税
2016年7月5日
ISBN:978-4-00-024793-1 C3031
現在のヨーロッパでは,既成保守政党のかつての支持基盤が弱体化する一方,右翼ポピュリスト政党への支持が急速に伸びている.それに対応する各国の保守政党の変容・再編を比較し,現代ヨーロッパ政治を読み解く視座を提供する.日本の保守政党を分析する一章を加え,日本の政治状況を世界的文脈のなかに位置づける.保守政治に関する初の体系的研究.
[目次]
第1部 保守をめぐる理論と歴史(西欧保守における政権枠組の変容
福祉国家と西ヨーロッパ政党制の「凍結」—新急進右翼政党は固定化されるのか?
オランダにおける「政党」の成立—保守党の失敗とカルヴァン派政党の成功)
第2部 ポピュリズムという挑戦(国民党の興隆とスイスの民主政
変貌するフランス「国民戦線」(FN)
「自由」をめぐる闘争—オランダにおける保守政治とポピュリズム)
第3部 保守の再編とその戦略(イギリスの保守の変容—「当然の与党」の隘路
ドイツ保守政治空間の変容—キリスト教民主・社会同盟の「復活」とその背景
イタリアにおける保守主義政党—「例外」としてのフォルツァ・イタリア)
第4部 変貌する日本の保守(日本における保守政治の変容—小選挙区制の導入と自民党)
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