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公共哲学カフェ

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公共哲学カフェとは

こうきょうてつがく【公共哲学】(広辞苑より)
市民的な連帯や共感、批判的な相互の討論にもとづいて公共性の蘇生をめざし、学際的な観点に立って、人々に社会的な活動への参加や貢献を呼びかけようとする実践的哲学。

公共哲学カフェは「公共性」をテーマに様々な分野の専門家を招いて、市民との対話・議論を行う「公共する哲学」を実践する会です。2008年よりこれまで、通算30回 を超える会を開催してきました。
公共哲学では、公共性を「滅私奉公」や「滅公奉私」ではなく、個が私を活かして公を開く「活私開公」という見方で考えます。また、「公」と「私」という従来の公私二元論ではなく、両者を媒介する論理として公共性を考えます。その公共性の担い手としては、国家の独占ではなく、市民や中間団体の役割を重視し、グローカル(グローバルかつローカル)なレベルでの公共性について積極的に考慮するといったことが共通認識とされています。
学問のあり方についても、分野横断的な「公共性」を巡る分野を超えた議論を喚起し、さらには研究者の議論に留まらない対話の重視、机上の学問ではない、実践を伴う(重視する)哲学が指向されています。
公共哲学カフェでは、このような公共哲学への関心を共有した、学者や研究者、様々なバックグラウンドをもった市民たちが、対話を通じてともに学んでいくことを目指しています。

運営に関しては、編集者である赤羽高樹が事務局を担い(小石川ユニット)、同じく中野弘太郎(第2期から)が世話人を務め、千葉大学ならびに京都フォーラム/公共哲学共働研究所で研究員を務める宮﨑文彦がモデレーターやコメンテーターを担当、レギュラーメンバーを中心に企画開催を行っています。

これまでの開催一覧

アーカイブ

*第1期「公共空間!」「共に公共哲学する時空」として開催(シリーズ「公共哲学」を読む会が主催)

①2008/2/6 公共空間!「国家・個人・宗教」 をめぐって:稲垣久和氏と の対話
②2008/3/5 公共空間!「国家・個人・宗教」をめぐって:稲垣久和さんとの対話 パート2
③2008/04/23公共空間!「公共哲学のススメ」:小林正弥さんとの対話
④2008/05/30公共空間!「友愛の公共哲学」:小林正弥さんとの対話 パート2
⑤2008/06/25公共空間!「グローカル公共哲学の目指すもの
:山脇直司さんとの対話
⑥2008/07/10共に公共哲学する時空!?「公(おほやけ)と公共と私(わたくし)
:金泰昌さんとの対話
⑦2008/08/10 共に公共哲学する時空!?「活私開公・公私共媒・幸福共創――公共する哲学の三つの目ざし
:金泰昌さんとの対話 パート2
⑧2008/09/14共に公共哲学する時空!?「公共哲学と民主主義をめぐって
:金泰昌さんとの対話 パート3
⑨2008/10/14共に公共哲学する時空!?「東アジアの公共哲学
:金泰昌さんとの対話 パート4
⑩2008/11/20共に公共哲学する時空!?「公共哲学と生命(いのち)をめぐって
:金泰昌さんとの対話 パート5
⑪2008/12/13公共空間!『公共哲学のあゆみ』を読んで語り合う
⑫2009/2/17公共哲学懇談会(メインゲスト:越智道雄)
⑬2009/3/11ともに公共哲学する時空/金泰昌さんとの対話(パート6)
 「オバマ大統領の言説をめぐって:公共哲学の新しい次元をひらく
⑭2009/4/19ともに公共哲学する時空/金泰昌さんとの対話(パート7)
 「公(おおやけ)にする」と「公共する」の違い

*第2期「公共哲学カフェ」として開催(公共哲学カフェが主催)

①2009/4/15 公共哲学カフェ 1:宇佐美誠さんと「公共倫理学――市民と公務員の新たな関係
②2009/9/24 公共哲学カフェ 2:小林正弥さんと「友愛世界のビジョン――その公共哲学
③2009/10/29 公共哲学カフェ 3:将基面貴巳さんと「暴政とは何か――ニュージーランドから見た日本
④2009/12/8 公共哲学カフェ 4:天木直人さんと「鳩山外交と日米同盟の行方
⑤2010/2/1 公共哲学カフェ 5:千葉 眞さんと「『未完の革命』としての平和憲法
⑥2010/3/25 公共哲学カフェ 6:今田高俊さんと「新しい公共性-共生社会をめざして
⑦2010/5/7 公共哲学カフェ 7:小林正弥さん、山脇直司さん、稲垣久和さんが「友愛」を語り合う
⑧2010/6/19 公共哲学カフェ 8:河上民雄さんと「安保・アメリカ・北朝鮮:行動様式をめぐる世代間対話
⑨2010/8/8 公共哲学カフェ 9:「公共哲学─再─入門」(メインスピーカー:宮﨑文彦)
⑩2010/10/1 公共哲学カフェ 10「公共哲学─再─入門 その2」(メインスピーカー:宮﨑文彦)
⑪2010/12/1 公共哲学カフェ 11:金井淑子さんと「ケアロジーを創る――人間存在のヴァルネラビリティに根ざしたケアロジーにむけて、知のネットワーク化」
⑫2011/2/15 公共哲学カフェ12:山岡淳一郎さんと『医・食・住』と公共性
⑬2011/4/12 公共哲学カフェ13:青山侑さん「市民にとっての危機管理
⑭2011/6/17 公共哲学カフェ 14:吉田貴文さんと「震災復興と民主主義」
⑮2011/8/31 公共哲学カフェ15:長坂寿久さんと「NGOと公共哲学–オランダモデルと石巻モデル」
⑯2011/10/26 公共哲学カフェ16:吉澤剛さんと「科学技術の社会的影響:技術社会は安心と道徳を強迫する」
⑰2012/3/15 公共哲学カフェ17:醍醐聡・河幹夫さんと「『社会保障と税の一体改革』を公共性から考える
⑱2012/10/13 公共哲学カフェ 18:小林良彰さんと「政権交代と民主主義」
⑲2012/12/14 公共哲学カフェ19:田中善一郎さんと「現行選挙制度とマニフェスト選挙の問題点」
⑳2013/02/08 公共哲学カフェ20:竹中英俊さんと「公共哲学の出版 公共哲学と出版」
㉑2013/03/26 公共哲学カフェ21 :高橋茂さんと「ネット選挙解禁で何がどう変わるのか」
㉒2013/07/10 公共哲学カフェ 22 :アライ=ヒロユキさん& 河東哲夫さんと「アメリカの可能性をめぐって」
㉓2013/10/28 公共哲学カフェ23:宮﨑文彦さんと
「給付行政から支援・媒介的行政へ――『新しい公共』における行政の役割」
㉔2013/12/09 公共哲学カフェ 24:近藤大介さんと 「中国人にとって公共的とはどういうことか?」
㉕2014/02/03 公共哲学カフェ25:津守 滋さんと「領土と国境について~ドイツとミャンマーの例から考える」
㉖2014/05/08 公共哲学カフェ26:吉永明弘さんと『都市に暮らすものにとっての環境倫理とは何か?』

㉗2014/08/04 公共哲学カフェ 27 : 角田季美枝さんと「流域から考える公共性」

㉘2015/11/25 公共哲学カフェ 28 :角田尚子さんと「ESD持続可能な開発のための教育=取組と課題」

㉙2016/07/24 公共哲学カフェ29:金泰昌さんと「ともに公共哲学する時空―金泰昌さんとの対話―」

㉚2017/03/29 公共哲学カフェ30:朴永大さんと「文化・芸術から日韓の未来をともに公共哲学する」

公共哲学カフェ in横浜
■2012/08/30 「公共哲学カフェ in横浜 ~ 『震災がれきが問うもの』」
公共哲学カフェ in千葉
■2013/11/27 「公共哲学カフェ in千葉 ~ 『公共ってなに?』」

公共哲学カフェが共催:

■駐日大韓民国大使館 韓国文化院との共催(駐日韓国大使館 韓国文化院 2階 ハンマダンホールで)
韓国文化講演会 :「ハン」とは何か―「ハン」(桓・韓・汗)と「ハーン」(恨)の違いを明らかにする―
講師:金泰昌(公共哲学共働研究所所長)/2009年10月30日(金)
韓国文化講演会  第2回::「ハン」とは何か―生命(いのち)・相生(いかしあい)・霊性(たましい)―
講師:金泰昌(公共哲学共働研究所所長)/同年11月19日(木)

■MediActions( Dislocate)との共催(東京・神田の3331 Arts Chiyodaで)
「公共哲学カフェ」出前編「公共哲学×アート」
モデレーター:宮崎文彦 コーディネーター:山岡佐紀子/2010年11月 11日(木)

■東京基督教大学公共福祉研究センターとの共催(東京・文京シビックセンター 会議室1・2で)
シンポジウム「震災復興から持続可能な福祉社会に向けて:宗教は公共的役割を果たせるか?」
主題講演:稲垣久和 司会:宮﨑文彦/2012年3月20日(火・祝)

■科学研究費・基盤研究(B)「グローバルな正義論におけるローカルな責任―重層的な法哲学理論の構築」研究会、千葉大学公共哲学センター・地球環境福祉研究センターとの共催
シンポジウム「日本の『白熱教室』と公共哲学――原発と将来世代をめぐって」
(宇佐美誠著『その先の正義論』、小林正弥著『対話型講義 原発と正義』書評会)
コメンテーター・司会:宮﨑文彦/2012年6月9日(土)
■公共福祉研究会・東京との共催
「実践の公共哲学」入門
講師:稲垣久和(「公共福祉研究会・東京」世話人代表/東京基督教大学教授)
司会:伊丹謙太郎(千葉大学/「公共福祉研究会・東京」世話人)
コメンテーター:宮﨑文彦(千葉大学/公共哲学カフェ レギュラー)/2013年5月11日(土)

■逗子フェアトレードタウンの会との共催
「公共哲学カフェ in Zushi」
~~『逗子モデル』:市民・企業・行政の「三位一体」でつくり上げる
市民自治のまづくりを考える~~
(1)開催の問題意識について(逗子モデルの可能性について)
長坂寿久:司会
(2)逗子市総合計画(2015~2038)について  平井 竜一 逗子市長
(3)逗子市協働コーディネータの報告  木下理仁
前逗子市市民協働コーディネーター   現かながわ開発教育センター事務局長
追加コメント:東 浩司 (逗子市市民協働コーディネーター)
(4)逗子商工会の市民団体・自治体との取組み 桐ヶ谷 覚(逗子商工会会長)
(5)NPO法人 逗子まちなかアカデミー   理事長 田中尚武
(6)逗子フェアトレードタウンの会の活動について FTTZ事務局長 磯野昌子
(7)コメンテーター: 宮崎文彦(千葉大学特任研究員・公共哲学)/2015年9月12日(土)

■東京大学新聞社、未来の文京区をひらくゆるやかなネットワークとの共催
「公共哲学カフェin本郷」
ファシリテーター: 宮崎文彦(千葉大学特任研究員・公共哲学)/2016年11月6日(金)
→イベントについての報告(東大新聞オンライン)
http://www.todaishimbun.org/20151125/