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Posted: fm on 2:18 pm | 公共的活動(public action), 研究会・セミナー(seminars)
本年は、明治維新から敗戦までが 77 年、敗戦から本年(2022年)までが 77 年、という節目の年に当たる。それは、明治維新以来の国家体制が崩壊する過程、即ち「明治維新から敗戦まで」と、その敗戦を乗り越えて日本が歩んだ道、即ち「戦後日本」に相当し、その全体を見直すのにふさわしい年であろう。時あたかも、ロシアのウクライナ侵攻があり、戦後の世界の安全保障構想、国家間のあり方を含む人類そのものの在り方自体が再検討されるべき時期となっている。戦争の深い反省とその根絶を胸に、平和的民主国家としての日本の再生を訴えたと言われる南原繁であるが、改めて近現代史の中での南原繁の位置づけを図りたいと考える。そこで、今回のシンポジウムでは、日本の近現代史に造詣の深い、ノンフィクション作家の保阪正康氏と東京大学教授加藤陽子氏のお二人に講演をお願いすることとした。保阪正康氏には、終戦まで、戦後における市民の立場から見た南原繁、加藤陽子氏には、激動の昭和史において南原繁が果たした役割とその意義などを論じて頂く。
第2部では、これまでのパネル・ディスカッションに代わり、参加者の質問に、お二人の先生からお答えいただき議論を深めることといたします。多くの方のご参加を期待します。
日 時: 2022 年 11 月 3 日(木・文化の日)13:00~16:50 (開場 12:15)
場 所: 学士会館 210 号室 東京都千代田区神田錦町 3-28 電話 03-3292-5936
ズームミーティング方式でオンラインでも参加いただけます。
参加費: 会場での参加 一般 1,000 円、学生 500 円
オンラインでの参加 無料 いずれの参加でもお申し込みが必要です。
主 催: 南原繁研究会 (代表 樋野興夫 順天堂大学名誉教授)
後 援: 岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共哲学ネットワーク
協 賛: 富山県立小杉高等学校同窓会
日本の近現代史と南原繁―「明治維新から敗戦まで」と「戦後日本」における役割ー
第 19 回 南原繁シンポジウム
プ ロ グ ラ ム
✥開会 13:00
開会あいさつ 南原繁研究会代表 樋野 興夫
✥第 1 部 基調講演 (13:15~15:20)
基調講演1 臣民に抗する市民の目から見た戦争―南原繁と中江丑吉―
ノンフィクション作家、昭和史研究家 保阪正康
基調講演 2 「戦争責任」問題と戦後国家の構想―南原繁と昭和という時代―
東京大学大学院人文社会系研究科教授 加藤陽子
休 憩
✥第 2 部 質疑応答 (15:40~16:40)
コーディネーター 南原繁研究会 栗山 馨
✥閉会あいさつ 南原繁研究会顧問 加藤 節
閉会
シンポジウムへの参加(会場またはオンライン)のお申し込み方法
①南原繁研究会ホームページ所載の申し込みフォームからお申し込み頂けます。
http://nanbara.sakura.ne.jp
②登録後、ミーティング参加に関する確認メールが届きます。オンラインで参加される方は、
確認メールに記載された「ミーティングに参加」をクリックしてご参加ください。
会場参加を希望された方には、上記確認メールの他に「会場参加」を確認する別メールを
お送りしますので、直接会場にお越しください。(申し込み先着順で定員 150 名)
③新型コロナの流行が拡大するときは、会場での規模を縮小し、オンライン主体の開催に
変更することをご承知おきください。変更する場合はホームページに掲載するとともに、
ご登録いただいたメールアドレスにご連絡いたします。
お問い合わせ: association at nanbara.sakura.ne.jp に、メールにてお問合せください。