« シンポジウム「ポストコロナの国際秩序と国際協力~共生という観点から」 | Home | 第19回南原繁シンポジウム「日本の近現代史と南原繁 ―「明治維新から敗戦まで」と「戦後日本」における役割ー 」 »
Posted: fm on 12:07 pm | 公共的活動(public action), 研究会・セミナー(seminars)
公共哲学ネットワークの後援、南原繁研究会(代表:樋野興夫)主催で開催の
南原繁シンポジウム、今年も11月3日に学士会館で開催される予定です。
コロナ禍で開催そのものも難しいところですが、会場の人数は制限させていた
だき、ZOOMで同時配信も行われます。詳細、参加のお申し込みは、本研究会ウェ
ブサイトよりお願いいたします。
http://nanbara.sakura.ne.jp/simposium2.html
また、歴代代表による過去の講演をYoutubeにて公開しております。こちらも
併せてご覧いただければ幸いです。
https://www.youtube.com/channel/UCdr7z4w_fJaeAwnfRNJdxYQ/
[公開リスト]
「無教会キリスト教と南原繁-内村鑑三生誕150周年記念-」鴨下重彦(東京
大学名誉教授)
「今ふたたび、新渡戸稲造!」樋野興夫(順天堂大学教授)
「南原繁の戦後体制構想-四つの論点-」加藤節(成蹊大学名誉教授)
***********************(以下、転送歓迎)
第17回(2020年度) 南原繁シンポジウム
日本国憲法と戦後教育改革の過去・現在・未来
―意義・批判・継承―
日本国憲法の制定と共に行われた戦後教育改革は、南原繁の最大の業績と言っ
ても過言ではありません。日本国憲法の理想を反映すると同時に南原が高く掲げ
た戦後教育改革の理念は、1947年に制定された教育基本法(旧)に結実すること
になりますが、敗戦直後の日本の新たな価値として「個人の尊厳」や「平和」を
挙げ、さらにそれらの価値を民主主義的な社会を通して積極的に担い、実現して
いく主体たる「形成者」の育成を新たな教育の根幹に据えたのです。そしてこれ
らの理念は、今なお現在の私たちの社会に対して深い課題を投げかけていると言
えます。
本年の「南原繁シンポジウム」では、第1部で、教育行政に長年携わり、現在
の日本の教育の現実を取り巻く問題に詳しい前川喜平氏(現代教育行政研究会代
表・元文部科学省事務次官)を基調講演者としてお招きし、「教育基本法と私」
という題で講演をしていただきます。そして第2部では、南原繁研究会の会員が
批判的視点も交えながら、南原繁が戦後教育改革で果たした役割を改めて検討し
ます。
教育基本法改正後の現在、敗戦直後の理想を改めて継承し、そこから発せられ
る現代社会へのメッセージに耳を傾けようとする方々の本シンポジウムへの参加
を期待します。
プログラムのご案内
開会(13:00)
開会挨拶 樋野興夫(南原繁研究会代表)
第1部 基調講演(13:15~14:15)
「教育基本法と私」
前川喜平 (現代教育行政研究会代表・元文部科学省事務次官)
第2部 パネル・ディスカッション(14:35~16:50)
テーマ 「南原繁と戦後教育改革-意義・批判・継承-」
コーディネーター 栩木憲一郎 (千葉大学大学院社会科学研究院特別研
究員)
「南原繁における戦前日本の統治構造の分析とその批判」
西田彰一 (日本学術振興会特別研究員)
「南原繁における戦後教育改革と現代の初等・中等教育の課題」
高橋勇一 (武蔵丘短期大学健康生活科教授)
「南原繁と戦後教育改革の今日的意義-大学改革をめぐって-」
森 和博 (南原繁研究会会員)
「全体質疑討論」
閉会挨拶 加藤 節 (南原繁研究会顧問)
日時:2020年11月3日(火曜日・文化の日) 13:00~16:50 [開場1
2:15]
場所:学士会館 210号室 (東京都千代田区神田錦町 3-28)
電話 03-3292-5936
参加費:1000円、(学生)500円 (申込み要)
主催:南原繁研究会(代表 樋野興夫 順天堂大学名誉教授)
後援:岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共哲学ネットワーク
申込方法:今年度は下にある「申し込フォーム」による申し込みに限定します。
注意事項① 定員120名。申し込み先着順で、定員に達し次第締め切ります。
注意事項② 基調講演およびパネルディスカッションは、ZOOMで同時配信を行
う予定です。
定員を超えた申し込みの方には、ZOOMでのご参加を案内さ
せていただきます。
注意事項③ 新型コロナの感染が拡大する時は、公開シンポジウムを取りやめ、
小規模なシンポジウム等に変更することがあることをご承
知ください。
その旨の変更は、本ホームページに掲載します。
「シンポジウムへの参加申し込み方法」
シンポジウム参加希望の方は、以下より「申し込みフォーム」の必要事項をご記
入の上お申し込み下さい。
http://nanbara.sakura.ne.jp/simposium2.html