« 6/18(土)NPO法人東京自由大学 講座「21世紀世界地図」 | Home | 『文學界』サンデルインタビュー「正義は常に美徳であるか」 »
Posted: kinoshita on 10:20 pm | 311震災後の世界を語ろう, 公共的活動(public action)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
【はじめての方も大歓迎!】
■小林正弥・千葉大学教授の対話型講義 白熱教室in光文社
<東日本大震災と正義シリーズ④>
「暴走する原発:
原発の暴発に直面したら、あなたはどうしますか?」
・6月30日(木) 19:30~22:00
・光文社9Fプレゼンテーションルーム
http://www.kobunsha.com/company/
(東京メトロ有楽町線/護国寺駅5番出口より徒歩5分)
・参加費3,000円(一般)※学生料金あり
---------------------------------
詳細、 お申し込みはコチラ
http://www.sun-media.jp/event/2011/post-3.php
――――――――――――――――――――――――――――――――――
震災によって浮かび上がってきた様々な社会問題からひとつのテーマ
をピックアップし、 多くの参加者との議論を通じて考えを深めていく対話型
講義<東日本大震災と正義シリーズ>も4回目のお知らせとなりました。
今回取り上げるテーマは「暴走する原発」です。
サンデル教授のハーバード白熱教室で取り上げられた最初のジレンマは、
有名な「暴走する路面電車」です。これは、論理的な問題なのですが、
不幸にも日本では「暴走する原発」という深刻な問題が起こってしまいました。
そして、この問題はまだ解決していません。
これに対処するためには、どうすればよいか? 「誰が作業をするか」という
問題をはじめ、ここには生命に関わる大問題が数多く存在します。
これらは、まさに正義の問われる問題です。
海江田万里経済産業大臣と会談し問題解決へ積極的に取り組まれている
「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」の発起人・山田恭暉氏にも来ていた
だき、議論を行いたいと思います。
[福島原発暴発阻止行動プロジェクト] http://bouhatsusoshi.jp/
そこで、これからの講義では、この原発問題をとりあげて、現実の問題と
仮設的な事例を考え、様々なジレンマに対して皆様と考察してみたいと
思います。
内容の一部をあげると・・・
——————————————————
●原発の暴走をこのままにすると、500万人の人に深刻な被害が
及ぶ。これを避けるために、原発を運転しているあなたはどうする?
ベント? 汚染水の放出? それとも?
●原発の暴走を食い止めるために、誰が作業をすべきか?
下請け作業員らによる現在の方式は正しいか?
「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」のような市民からの提案は
実現させるべきか?
●現実の東電や日本政府の対応は正しかったか?:
東電は、震災後に最善を尽くしたか?
菅首相の視察は正しかったか?
枝野官房長官の「直ちには健康への影響はない」という説明方式は
正しかったか?
●菅首相が海水注入を中断させる指示を出したとされる問題について、
吉田所長の行為は正しかったか?
これは処罰されるべきかどうか? など
——————————————————
私たちの対話を導いてくださるのが、空前の話題を呼んだハーバード大・
サンデル氏による「白熱教室」での監修・解説を務められ、サンデル氏と
交流が深く、自身もNHK「白熱教室 in Japan」のシリーズに講師として
出演した小林正弥先生(千葉大学教授)です。
この対話では、今回の震災に関わる問題の是非を問うだけではなく、
様々な場面で的確な対応ができる判断のツール(公共哲学の原則思考)の
獲得を目指します。
ぜひこの機会を、自らの判断力と意見の形成に役立ててください!
※はじめての方も楽しんでいただける内容です。
安心してご参加ください。
[過去の講義レポート]
http://www.sun-media.jp/event/2011/justice-peace-4.php
※本講義は本年刊行予定の書籍との連動企画で、講義・対話の内容
が引用される可能性があります。事前にこの旨をご了承いただいた上で
ご参加いただけますようお願い致します。
※今後のスケジュールは、・7/14(木)19:30~ ・7/23(土)14:00~
を予定しており、東電の国有化なども取り上げていきたいと考えて
おります。
…………………………………………………………………………………………
■講師 : 小林正弥 (こばやし まさや)
1963年生まれ。東京大学法学部助手を経て、2003年より千葉大学
法経学部教授、2006年より千葉大学大学院人文社会科学研究科
教授。千葉大学人文 社会科学研究科・公共研究センター共同代表
(公共哲学センター長)、地球環境福祉研究センター長。
著書に『友愛革命は可能か-公共哲学から考える』(平凡社新書)、
『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』(早川書房)、『サン
デルの政治哲学-<正義>とは何か』(平凡社新書)ほか多数。
最近ではフジテレビ「めざましどようび」のコメンテーターとしても活躍中。
………………………………………………………………………………………
※詳細はコチラ※
http://www.sun-media.jp/event/2011/post-3.php
◆日時:6月30日(木)
対話型講義 19:30~22:00
◎お時間がございましたら、学びを深め、対話を活性化するため、
事前に以下の書籍を読んで、ご自分の考えをある程度まとめて
ご参加されることをお奨め致します。
・ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)(下)[早川書房]
・サンデルの政治哲学-<正義>とは何か [平凡社新書]
◆場所:光文社9Fプレゼンテーションルーム
(東京都文京区音羽1-16-6 TEL.03-3942-2241)
http://www.kobunsha.com/company/
◆アクセス:東京メトロ有楽町線/護国寺駅
5番出口より徒歩5分
※開始時間の30分前に会場をOPENしております。
◆参加費:
3,000円(一般)
1,000円(大学生・大学院生〔社会人を除く〕)
※参加費は当日受付にてお支払いください。
◆定員:50名(先着順)
◆お申し込み方法:
参加には締切日までの事前申込みが必要です。
※申込み締切日:6月27日(月)
▼お申込みはこちら
http://www.sun-media.jp/form/form.php
◆主催:公共哲学ネットワーク、オール・アズ・ワン
◆協力:光文社
◆企画運営:オール・アズ・ワン (info@all-as-one.jp)
――――――――――――――――――――――――――――――――――