« 栗田禎子 著『中東革命のゆくえ――現代史のなかの中東・世界・日本』刊行 | Home | 宇佐美 誠 編著『グローバルな正義』 »
Posted: fm on 4:28 pm | 公共哲学の関連文献, 書籍・雑誌情報(Books, Journals, Magazines)
『シリーズ 日本の安全保障 第1巻 安全保障とは何か』
遠藤 誠治,遠藤 乾 編
岩波書店2014年10月刊行
定価:本体 2,900円 + 税
■ 目次
序論 なぜいま日本の安全保障なのか 遠藤誠治・遠藤 乾
I 安全保障とは何か
第1章 安全保障論の転回 遠藤 乾
II 日本の安全保障の文脈
第2章 安全保障の政治的基盤 石田 淳
第3章 日本の国家安全保障――歴史的条件から考える 中西 寛
第4章 変容する政策決定過程 久江雅彦
III 日本の安全保障の課題
第5章 問題としての中国 川島 真
第6章 沖縄/日本の安全保障 古関彰一
第7章 不可視化される国連 山田哲也
第8章 9・11の衝撃――テロリズムと安全 中村研一
第9章 批判的安全保障論から見た3・11 土佐弘之
IV パラダイム転換のために
第10章 共通の安全保障は可能か――「日本の安全保障」を考える視座 遠藤誠治
いま,なぜ日本の安全保障を問わなくてはならないのか.これまでの議論に何が欠けていたのか.現在と将来の日本の安全保障を考える際におさえておくべき文脈や課題を多面的に整理.時代状況の変化に伴って,安全保障に関する論理の転換をはかる必要性を示しながら,本シリーズ全体を貫く問題意識を提示する導入巻.
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/6/0287510.html