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Posted: fm on 2:41 pm | 公共哲学の関連文献, 書籍・雑誌情報(Books, Journals, Magazines)
『政治哲学的考察―― リベラルとソーシャルの間 ――』
宇野重規著
岩波書店刊
定価:本体 3,400円 + 税
2016年5月18日
ISBN:978-4-00-061128-2 C0031
現代において人々は自らと社会をどのように関係づけ,意味づけているのか.その営みにデモクラシーはどう関わっているのか.トクヴィルや現代フランス政治哲学の研究を通じて,この問題を考察してきた著者による初めての論文集.「トクヴィルと現代政治哲学」「フランス政治哲学の可能性」「政治哲学から社会へ」の三部から構成.
[目次]
第1部 トクヴィルと現代政治哲学(リベラリズムと共和主義の再統合―トクヴィルの遺産)
トクヴィル復興の意味
トクヴィルと政治哲学の再生―大西洋両岸におけるトクヴィル
トクヴィルとネオ・トクヴィリアン―フランス・リベラリズムの過去と現在
代表制の政治思想史―三つの危機を中心に
第2部 フランス政治哲学の可能性(メルロ=ポンティ/ルフォール―身体論から政治哲学へ)
平等と自由の相克/相乗
保守主義と人権
政治哲学問題としての欧州統合
シティズンシップと境界線
第3部 政治哲学から社会へ(労働と格差の政治哲学)
中間集団と社会的なものの再編
社会的紐帯の政治哲学―トクヴィルを中心に
政治が社会的靱帯を語るとき
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