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Posted: fm on 12:35 pm | 公共的活動(public action), 公論(public opinion)
新型コロナ・ウイルス問題における実践的提案:危機的状態の過ごし方と公共政策(小林正弥)2020.05.25
ポジティブ心理学や公共哲学は新型コロナ・ウイルス問題に対して社会的貢献をすることができるだろうか。外出自粛を迫られている人々は、不安感や孤立感で気が滅入って、抑うつ状態になりがちである。現に、データ分析の専門家がSNS上の投稿を分析したところ、ストレスや鬱など負の感情を示す言葉が急増しているという研究結果が出た。この状況下でポジティブ感情を保つことは、抑うつを阻止するために必要であり、パニックや不安に基づくネガティブな行動を減らすためにも有意義である。そこで次のような実践的提案を行いたい。
(1)危機的状態の過ごし方:ポジティブ感情の増進と運動・睡眠
(2)公共政策:公衆衛生とポジティブ福祉
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