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宇佐美 誠 編著『グローバルな正義』
勁草書房
2014年10月刊行
ISBN: 978-4-326-10238-9
定価:本体3,200円+税
地球規模の正義はありうるか。国内正義とどう異なるか。貧困・南北問題・移民・国際貿易・多国籍企業をめぐるスリリングな正義論!
【目次】
Ⅰ 原理と構想
第1章 グローバルな生存権論[宇佐美誠]
[Comment]ナショナルな絆の理論的位置づけを[施光恒]
第2章 グローバルな〈シンボリック・ネットワーク〉[長谷川晃]
[Comment]「多様性の要請」と「統合の要請」をいかに両立させうるか[施光恒]
第3章 社会契約モデルの拡張──ロールズからセンへ[後藤玲子]
[Comment]より現実的なグローバル正義論へ[松元雅和]
第4章 正義の宇宙主義から見た地球の正義[瀧川裕英]
[Comment]関係主義/非関係主義概念による整序[施光恒]
Ⅱ 制度と実践
第5章 移民の規制は正当化できるか?[森村進]
[Comment]自国民/外国人の二重基準を掘り崩す[松元雅和]
第6章 グローバル不正義としての南北間搾取[吉原直毅]
[Comment]搾取理論に基づくグローバル正義観の刷新[松元雅和]
第7章 「食」とグローバルな正義[伊藤恭彦]
[Comment]ゼロサムゲームを越えて[桜井徹]
第8章 多国籍企業の政治的責任[神島裕子]
[Comment]社会契約説とグローバル正義論[桜井徹]