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Posted: admin on 2:21 pm | 学術的活動(academic activity)
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「マイケル・サンデルの「正義 と 善」:その政治哲学の全貌」
特別講義のお知らせ(全5回)
次回は7月30日(金)18:30−21:30
日本財団ビル3階 東京財団A会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
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お申し込みはコチラ→http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=152
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今日のアメリカの代表的政治哲学者の1人マイケル・サンデル教授のハーバード大学
講義がNHK白熱教室として放映され大きな知的ブームを巻き起こし サンデル『これ
からの「正義」の話をしよう』(早川書房)がベストセラーとなっています。
ハーバード講義だけではなく、サンデル教授の政治哲学そのものについて知りたいという
大きな関心が生じています。
そこで、この機会にサンデル教授の政治哲学の全貌を理解するためのサンデル教授
の全著作についての特別講義を開催することにしました(共催:東京財団)。
講師は、NHK「白熱教室」の解説者であり、サンデル著『民主政の不満』の監訳者
でもある 小林正弥教授(千葉大学)です。
この特別講義や対話型講義「ジャスティス&ピース」(7月23日スタート)を皮切りに
政治哲学ないし公共哲学の連続講義の開催を計画しています。
そして、この一連の講義によって、サンデル教授の示す政治哲学とそれに触発された
公共哲学が日本に根付き、現実の日本の政治経済を変革していく原理になることを
期待したいと思います。このような可能性に魅力を感じる方の積極的参加をお待ち
いたします。
なお、この特別講義の内容は、書籍化等も検討しております。
<小林正弥先生のプロフィール>
1963年生まれ。東京大学法学部助手を経て、2003年より千葉大学法経学部教授、
2006年より千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。千葉大学人文 社会科学研
究科・公共研究センター共同代表(公共哲学センター長)、地球環境福祉研究センター
長。著書に『政治的恩顧主義論――日本政治研究序説』(東京 大学出版会)、『非戦
の哲学』(ちくま新書)、『友愛革命は可能か――公共哲学から考える』(平凡社新書、
本年3月15日刊)ほか多数。
[講座概要]
サンデル教授の全著作について、小林先生による少人数での特別講義と質疑応答
◆日時
オープニング 7月16日(金) 19:00−21:00(終了)
正義と善:ハーバード講義「ジャスティス」の概説と大反響の理由
第1回 7月30日(金) 18:30−21:30
前半:ロールズ批判とコミュニタリアニズム:『リベラリズムと正義の限界』を読む
後半:コミュニタリアリズム
第2回 8月10日(火) 18:30−21:30
前半:アメリカ憲政論:『民主政の不満』第1部を読む
後半:共和主義的公共哲学を求めて:『民主政の不満』第2部を読む
第3回 8月16日(月) 18:30−21:30
生命倫理の問い(『完成に抗して:遺伝子操作の時代の倫理』を読む
第4回 8月20日(金) 18:30−21:30
前半:公共哲学の可能性『公共哲学』を読む
後半:コミュニタリアニズム的共和主義の可能性と日本政治
◆場所
日本財団ビル3階 東京財団A会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
http://www.tkfd.or.jp/access.php
開始時間の30分前に会場をOPENしております。
お食事は事前にお済ませいただくか、会場へのお持ち込みも可能です。
◆定員とお申し込み方法
25名
参加には締切日までの事前申込みが必要です。
申込者の中から抽選の上、当選者には抽選発表日に入場証メールを送付します。
第1回 7月30日(金)
→申込み締切日:7月28日(水) 抽選発表日:7月29日(木)
第2回 8月10日(火)
→申込み締切日:8月3日(火) 抽選発表日:8月4日(水)
第3回 8月16日(月)
→申込み締切日:8月9日(月) 抽選発表日:8月10日(火)
第4回 8月20日(金)
→申込み締切日:8月12日(木) 抽選発表日:8月13日(金)
お申し込みはこちらから
http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=152
◆参加費(各回)
5,000円(一般価格)
2,500円(学生特別割引)
※対象となる方大学生・大学院生(社会人を除く)
参加費は当日受付にてお支払いくださいませ。
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