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金 泰昌 編著『ともに公共哲学する』

Posted: on 2:25 pm | 公共哲学の関連文献, 書籍・雑誌情報(Books, Journals, Magazines)

 千葉大学ならびに京都フォーラム/公共哲学共働研究所の宮崎です。

 先月ご紹介させていただいた、金泰昌先生の対話集、中国編に続き、日本編『ともに公共哲学する 日本での対話・共働・開心』が発売されましたので、ご紹介させていただきます。

 さきに武田さんからも往復書簡の部分についてはご紹介はありましたが、本書はさまざまな日本における会合で金先生が語られたものをまとめられたもので、入門編として、中国編以上に金公共哲学のエッセンスがまとめられたものです。本体価格3800円と、決してお求め安いとはいえないかとも思いますが、総ページ395頁にも及ぶものです。

 特に第一部のはじめに収録されているものは、世古一穂さんのお招きで開催された協働コーディネーター養成講座での対話共働をまとめたもので、特に入門編として最適です。

 また一方で近年、金先生が特に強調しておられる「東アジア発の公共哲学」の必要性、重要性がたびたび本書でも登場して参ります。

 サンデルの哲学、あの授業スタイル、そしてアプローチなども私は大変貴重なものと思いますが、一方で自らの立っている伝統へのまなざしも失ってはしまっては意味がないように思います。 

 日中韓を中心とする東アジアにも、今日の私たちにとって重要な「思想資源」にあふれています。それらを「いかして」いく金先生の公共哲学のアプローチも本書を通して考えていただければ幸いです。
 

『ともに公共哲学する 日本での対話・共働・開心』

出版=公共するにあたって

第一部 今なぜ、ともに公共哲学するのか
1 今なぜ、日本でともに公共哲学するのか
2 東アジアにおける公共世界の共働構築をめざして
3 日中韓をむすび・つなぎ・いかす公共哲学
4「哲学する」公共哲学と「物語る」公共哲学とのあわい

第二部 ともに公共哲学する時空
1「楽学」と「恋知」の哲学対話
  志民哲学者武田康弘氏との往復書簡
2 新聞/マスメディアとNGO/NPO/ボランティアと
  公共(する)哲学

第三部 国家公務員とともに公共哲学する
1 国家公務員と哲学的構想力
2 公務員倫理と公共哲学
  哲学する国会職員荒井達夫氏との対論

第四部 東アジア発公共哲学の思想的源泉をともに探る
1 東アジアの伝統思想と東アジア発公共哲学
2 日本人の実心(まごころ)とはなにか
  「公心」・「私心」そして「公共心」との関連を問う

おわりに 
日韓併合百年 その公共哲学的意味と課題を改めて語る
「一体幻想」と「内発的心服」の思想体験

http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-010117-2.html  

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