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11/3(月・祝)第11回南原繁シンポジウム「南原繁と平和」

Posted: on 3:38 pm | 公共的活動(public action), 研究会・セミナー(seminars)

第11回南原繁シンポジウム 「南原繁と平和――現代へのメッセージ」

日 時:2014年11月3日(月・文化の日)
13:00 ~ 16:50 〔開場12:30〕
場 所:学士会館 202 号室(東京都千代田区神田錦町3-28)
電 話:03-3292-5936
【神保町】
都営三田線A9(徒歩1 分)
都営新宿線A7(徒歩3 分)
東京メトロ半蔵門線A7(徒歩3 分)
【竹橋】
東京メトロ東西線(徒歩5 分)

参加費:1,000 円 (申込み要)
主 催 : 南原繁研究会 (代表 加藤 節 成蹊大学名誉教授)
後 援 : 岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共哲学ネットワーク
協 賛 : 赤澤記念財団

問合せ先 …… 南原シンポジウム事務局
E-mail : society@nanbara.sakura.ne.jp
FAX : 043-290-3028
ホームページ:「南原繁研究会」http://nanbara.sakura.ne.jp/

―現代へのメッセージ―
南原繁にとって「平和」は極めて重要な意味をもっていた。まず、それは、南原の政治哲学の理論的な支柱をなしていた。その政治哲学において、「永久平和」を実質とする「正義」が政治における「最高善」の位置を与えられていたからである。しかも、この政治価値としての「正義」すなわち「永久平和」は、すべての国家が実現に努力すべき実践的な理念でもあった。南原が、戦後の冷戦下に、普遍的な「正義」としての「永久平和」が支配する一つの世界を求めて、日本に全戦勝国との全面講和の締結を求めたのはそのためであった。
このように、南原にとって、「平和」が理論的にも実践的にも切実な意味をもっていたことが、今年度「南原繁と平和」を共通テーマとした理由にほかならない。しかも、南原の「平和」観を振り返ってみることは、この国の今を批判的に照射することに役立つであろう。現在、従来の憲法解釈を変更して日本を再び戦争ができる国にしようとする動きが強まっているからである。
こうした視点から企画された今年度のシンポジウムの第一部では平和の政治思想史研究の第一人者である国際基督教大学 千葉 眞教授に基調講演を、続く第二部では若手研究者に南原繁、丸山眞男の平和思想に関する報告をお願いすることにした。多くの方々が参加して下さることに期待したい。

【プログラム】
❖ 開会 13:00
朗読 南原繁の文章から 元TBSアナウンサー 宇野淑子
開会あいさつ 南原繁研究会代表・成蹊大学名誉教授 加藤 節

❖ 第1 部 講演(13:15 ~ 14:15)
南原繁の平和思想
―その特質と今日的意義―
国際基督教大学教授    千葉 眞
休 憩

❖ 第2 部 パネル・ディスカッション(14:30 ~ 16:40)
「 南原繁と丸山眞男 ―平和をめぐって―」
◉コーディネーター 東京大学出版会 竹中英俊
▪南原政治哲学における平和論 ―地の国における平和の実現―
千葉大学法政経学部非常勤講師 宮崎文彦
▪南原繁の「世界秩序」構想 ―戦前・戦中・戦後―
成蹊大学非常勤講師 川口雄一
▪丸山眞男と「平和の条件」 ―戦後日本における「平和主義」再考―
名古屋大学大学院研究生 大園 誠
▪南原・ニーバー・丸山 ―平和と正義と強制力との関係をめぐって―
国際基督教大学研究員 柴田真希都

❖ 閉会あいさつ(16:40) 順天堂大学教授 樋野興夫

※ なおシンポジウム終了後、懇親会(17:00 ~ 18:30)を予定しております。
(定員100 名 会費2,000 円 自由参加・当日申し込み)

シンポジウムへの申し込み方法 (※締め切り 定員250 名)
❶E-mail : society@nanbara.sakura.ne.jp
「南原繁研究会」のホームページに申込書が掲載されています。

❷FAX : 043-290-3028(南原繁シンポジウム事務局)

❸往復はがき : 〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
千葉大学大学院人文社会科学研究科公共哲学センター内 南原繁シンポジウム事務局

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