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Posted: admin on 3:49 pm | 書籍・雑誌情報(Books, Journals, Magazines)
『世界』臨時増刊号「大逆転」が発売されました。
2009年12月1日発行
岩波書店 ISSN 0582-4532
大転換——新政権で何が変わるか、何を変えるか |
I 政権交代の歴史的意味
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政治システムの転換と歴史的展望 篠原 一 (東京大学名誉教授) 民主党政権の政治的な課題 佐々木毅 (学習院大学)「大正デモクラシー」と「平成デモクラシー」――小さな福祉国家を求めて 坂野潤治 (東京大学名誉教授) カウンターデモクラシーの到来――政治と市民の共同決定へ 「生政治」からみた政権交代 公共的作為による「友愛革命」は可能か 「政党」崩壊現象を起こした自民党 ――「政権交代」後をどう生き抜くか |
II 民主党閣僚、副大臣に聞く――聞き手・山口二郎 |
いま真に「新しい政治」が生まれている 菅 直人(副総理・国家戦略大臣) 行政刷新会議の本質とは何か 仙谷由人 (内閣府特命担当大臣〔行政刷新〕) 憲法の中で防衛を考え、組み立てていく 北澤俊美(副代表・防衛大臣) 目標の明示が日本の外交を切り拓く 新政権の可能性――インタビューを終えて |
III 新政権をどう見るか |
平和と雇用にとことんこだわる 辻元清美 (社民党、国土交通省副大臣) リアリズムの追求こそ再生への一歩だ 石破 茂 (自民党・政調会長) 自民党再建のためのナショナリズムとは 加藤紘一 (自民党) 「それでも改革を」で党の再構築を 建設的野党として向き合う |
IV 新政権の課題 |
「人間の眼で見る」戦争、そして経済 品川正治 (国際開発センター会長) アクティベーション型保障に舵を切れ――民主党政権と生活保障の転換 宮本太郎 (北海道大学) 国家戦略局は何をすべきか――刷新される政治運営のメカニズム 高安健将 (成蹊大学) 普天飛行場移設――パッケージの呪縛を断ち切れるか 民主党は高速道路無料化を考え直せ――民主党ブレーン山﨑養世氏の無料化論を批判する 「公共事業の見直し」は進むか――「無駄の横綱」八ッ場ダムから考える 戦争被害者と対話し、納得できる解決を |
V 新政権を解剖する |
鳩山・一郎政権 「二元化された権力」の行方 柿﨑明二(共同通信)「ガールズ」は永田町を変えるか――史上最多の女性議員当選 秋山訓子 (朝日新聞) 司令塔不在 迷走する安全保障政策 玉川裕磨 (ジャーナリスト) |
VI 任せる政治」から「引き受ける政治」へ? |
座談会――政権交代から見据える日本の政治状況 杉田 敦 (法政大学)、宮台真司 (首都大学東京)、中島岳志 (北海道大学) |
VII 新政権、私の期待、私の懸念 |
斎藤美奈子 (文芸評論家)、愛川欽也 (俳優)、北原みのり (「ラブピースクラブ」代表)二木啓孝 (ジャーナリスト)、しりあがり寿 (漫画家)、宮本博司 (淀川水系流域委員会前委員長)、本田由紀 (東京大学)、須田光照 (全国一般東京東部労働組合)、伊藤 真 (伊藤塾塾長)、色平哲郎 (佐久総合病院)、福島 智 (東京大学)、野村修也 (中央大学)、赤石千依子 (しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事)、小谷真理 (SF&ファンタジー評論家)、大野和興 (農業ジャーナリスト)資料篇 鳩山内閣政務三役・衆参議院役員名簿 三党連立政権合意書、連立政権樹立に当たっての政策合意 日中韓共同記者会見 冒頭発言 国連気候変動首脳会合における鳩山総理大臣演説 |