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栗田禎子 著『中東革命のゆくえ――現代史のなかの中東・世界・日本』
2014年10月刊行
大月書店
ISBN:9784272230204
本体2,200円+税
【目次】
序論 中東の現在―世界現代史のなかで考える
第Ⅰ部 前提
第1章 「グローバリゼーション」の時代――中東からの視点
第2章 ムバーラク体制下のエジプト――「開放政策」と「イスラーム主義」のはざまで
コラム 「テロを支援するシステム、国家」の正体――「九・一一」事件の深層
第3章 イラク戦争のもたらすもの――中東の「再植民地化」は失敗するだろう
コラム 二一世紀に改めてパレスチナ問題を問う
コラム イスラエルのレバノン侵攻失敗――ひとつの転換点
第Ⅱ部 革命
第4章 エジプト「民衆革命」の意味するもの
第5章 2011年エジプト民衆革命――意義・背景・今後の課題
コラム 革命後のカイロを訪ねて-二〇一一年春、点描
第6章 「反革命」の諸相と民衆のたたかい
第Ⅲ部 深層
第7章 エジプト革命とパレスチナ解放闘争
第8章 「七月革命」六〇年に寄せて――中東における革命の系譜を考える
コラム 「中東革命」とスーダン――ナイル河谷の革命のサイクル
第Ⅳ部 現在と未来
第9章 エジプトにおける新展開をどう捉えるか
第10章 岐路に立つ中東と日本
【内容説明】
「自由、尊厳、社会的公正」を掲げ、宗教・宗派を超えて人々が立ち上がったエジプト2011年革命。今も続くたたかいの背景と意義、今後の展望を、植民地支配にさかのぼる歴史の深層と地域の広がりのなかに構造的に描きだす。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b183579.html