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11/3(水・祝)第6回 南原繁シンポジウム「南原繁と近代日本の民主主義」

Posted: on 4:16 pm | 公共的活動(public action), 研究会・セミナー(seminars)

 過日、本ネットワークも後援する南原繁研究会シンポジウムのご案内を
お送りいたしましたが、当初、基調講演をお願いしておりました宮村先生
が健康上の理由により辞退をされました。代わりまして、本研究会代表・
加藤節による「南原 繁の戦後体制構想」を基調講演として予定させてい
ただきます。変更につきましては、みなさまにご迷惑をお掛け致しまして
誠に申し訳ありませんが、ご理解の上、御参加下さいますよう、改めてお
願い申し上げます。

 改めまして、皆様お誘い併せの上、お越しくださいますよう、お願い申
し上げます。

南原繁研究会ホームページ(参加申込もこちらからどうぞ)
http://nanbara.sakura.ne.jp/

第6回 南原繁シンポジウム「南原繁と近代日本の民主主義」
日時:2009年11月3日(水)(文化の日)    
13:00~16:40 [開場12:30]
場所:学士会館 210号室 (東京都千代田区神田錦町 3-28)
      電話 03-3292-5936
参加費:1000円
主催:南原繁研究会(代表 加藤 節 成蹊学園専務理事)
後援:岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共哲学ネットワーク
協賛:赤澤記念財団

開催主旨:
 南原繁は、戦前、戦中にはドイツと日本とで勃興したナチス世界観と
国体論とを批判し、敗戦後は、日本国憲法や教育基本法の制定を柱とす
る民主化の流れに大きな影響を与えた政治哲学者であった。そうした南
原の歩みの基礎にあったのは、理念をもって現実に批判的に立ち向かう
精神であり、その批判主義政治学は、丸山真男や福田歓一らに引き継が
れて民主主義の定着を目指した戦後日本の政治学の源流を形成すること
になった。
 南原繁生誕120年にあたる本年度のシンポジウムでは、上に述べたよ
うな南原の足跡に鑑み、「南原繁と近代日本の民主主義」を共通テー
マとすることにした。南原繁と彼をめぐる人々との思想を振り返り、
今日の民主主義のあり方を考え直すための指針を探ることがその目的で
ある。第1部では、日本国憲法の審議にも参画した南原繁の戦後改革に
対する主張を検討し、第2部のパネル・ディスカッションでは、南原を
めぐる5人の人物を選び、民主主義の観点からその思想を洗いなおすこ
とにした。日本の政治が大きな転換期を迎えている今日、今回のシンポ
ジウムが、参加者にとって、過去を知り、未来を展望するための有益な
示唆を得る機会となることを期待したい。

プログラム
開会挨拶(13:00)南原繁研究会代表 加藤 節
第1部 講演(13:10~14:10)
 「南原繁の戦後体制構想
    -ナショナリズムとデモクラシーとをめぐって」
                 成蹊大学法学部教授 加藤 節
休 憩
第2部 パネル・ディスカッション(14:30~16:40)
「南原繁をめぐる人々(その4)」
◇ コーディネーター東京大学出版会 竹中英俊
◇ パネリスト
■ 吉野作造 ―民主主義の理念と現実― 千葉大学・公共哲学共働研究所 宮崎文彦
■ 和辻哲郎 ―国民共同体の構造をめぐって― 成蹊大学大学院 川口雄一
■ 田辺 元 ―種の論理― 桜美林大学教育開発センター 橋爪孝夫
■ 賀川豊彦 ―連帯と自治の理想的共同体を目指して― 東京大学大学院 柴田真希都
■ 福田歓一 ―デモクラシーと国民国家― 放送大学非常勤講師 木花章智

※なおシンポジウム終了後、懇親会(17:00~18:30)を予定しております。
(定員100名 会費2,000円 自由参加・当日申し込み)

参加申込
Eメール、FAX、往復はがきに、氏名・住所・電話番号・メールアドレス・所属
(団体・会社・学校等)を明記し(返信葉書には、申し込み者の住所をご記入くだ
さい)お申し込みください。

① Eメール こちらのフォームをご利用下さい。
 

② FAX 南原繁シンポジウム事務局 0422-37-3876

③ 往復はがき180-8633 武蔵野市吉祥寺北町3-3-1 成蹊大学法学部
加藤節研究室内 南原繁シンポジウム事務局

※締め切り 定員(350名)になり次第締め切ります。

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